当社では生地に応じた裁断方法でパターンに忠実に裁断します。布の原反は丸巻き・板芯巻き・折りたたみなど3種類あります。これを裁断前の準備として、布地を型入れしやすい状態に布地を広げていきます。この作業を延反機で行います。
　広げていく途中で布の汚れや不良部分がないか、また、幅の寸法が規格通りかチェックした後、生地を何層にも積み上げていきます。この作業が終わったら上に裁断図を乗せるマーカーという作業に入ります。
　延反しながら絶えず色むら・傷・汚れがないか目で確かめながら裁断をしています。この後でバンドナイフという高速カッターを備えた機械（帯状の歯が上から下に回転して布を裁断）で、延反済みの生地を裁断していきます。
　パターンの描図に沿って丁寧にパターンに忠実にカットしていきます。